最近、LP(ランディングページ)のご依頼をいただくことが増えてきました。
先日もコーチング業のお客様と打ち合わせをしていたときのこと。
デザインの好みやこだわりについてお聞きしたところ、こんな言葉が返ってきました。
「自分のこだわりよりも、“来てほしいお客様”に響くLPにしたい」
とても本質的で、大切な視点だなと思います。
「仕事ができそうな髪型にしてください!」と言ったら…
たとえばあなたが、「仕事を軌道に乗せたい」と思って、美容室に行ったとします。
鏡の前で美容師さんにこう言いました。
「こだわりは特にないので、仕事ができそうと思ってもらえる髪型にしてください!」
このとき、うまく理想の髪型になれた人もいれば、そうでない人もいるかもしれません。
では、この違いは何でしょうか?
実は、自分に関する情報をどれだけ伝えられたかがポイントなんです。
・どんな仕事をしているのか
・どんな印象を持たれたいのか
・普段どんな生活をしているのか(朝時間がない、アイロンを使いたくない、など)
・性格やこだわりは?
こういったことを聞いた上で、美容師さんはあなたに合ったスタイルを提案してくれますよね。
デザインもまったく同じ
「デザインはお任せでいいので、集客できるLPを作ってください」
よくあるご相談です。
でも実は、ここでもやっぱり「自分のこだわり」や「伝えたいこと」を伝えることが、
成果につながる近道なんです。
来てほしいお客様って、どんな人?
特に、コーチング・カウンセリング・コンサルティングなど、
“あなた自身”がサービスの中心になるようなお仕事の場合、
・あなたのサービスに興味がある人
・あなたの考え方に共感している人
・あなた自身に魅力を感じてくれる人
に来てもらえると、すごくスムーズにお仕事が進みますし、トラブルも起きにくいです。
だからこそ、「あなたらしさ」を伝えるデザインが大切
では、デザイナーにどんなことを伝えたらいいか。
「自分のこだわりなんてないしな…」と思わなくても大丈夫。
大事なのは、あなた自身を知ってもらうことです。
たとえば…
・自分のサービスに込めた想い
・これまでお客様に喜ばれたエピソード
・好きな色や雰囲気
・趣味や好きな映画、好きなもの(虹が好きとかでもOK)
些細に思えることでも、会話の中から「あなたらしさ」は見えてきます。
そのこだわりが、来てほしいお客様に届く
デザインですべてを伝えることは難しいかもしれません。
でも、「伝えたい人に伝える」ために、あなたのこだわりや想いは欠かせない材料です。
「伝える・伝わるデザイン」では、お客様のこだわりをしっかりヒアリングし、
目指すゴール(=望むお客様に来てもらうこと)に近づけるよう、全体を設計していきます。
もし、「そのこだわり、ターゲットに届かないかも…」という場合には、
きちんとお伝えしますのでご安心ください。
まとめ:あなたのこだわりは、大切な“磁石”になる
望むお客様を引き寄せたいなら、あなた自身のこだわりや想いを、ぜひお聞かせください。
それはきっと、デザインの“素材”となり、未来のお客様を引き寄せる“磁石”になります。
「伝える・伝わるデザイン」中村でした!