常識を捨て、自分に合ったやり方で生きていく。~私が会社を辞めたワケ

こんにちは!伝える・伝わるデザイン、中村です。

今日はマクドナルドでダブルチーズバーガーを食べながら、こんな本を読んでいました。

少し前に買って、読んでなかった本です。

私は以前正社員として働いていたのですが、
今となっては正社員に戻れない体になっています。

同じ企業で16年働いてきた人が何を言ってるんだという感じですね。

あの頃は、デザインに慣れたら後輩の教育、
その後チームビルディング、部署内の体制再構築など
次から次へとタスクが与えられ、忙殺されていました。
滅私というのがあの時の私の状態だったと思います。

でもある時、自分がその時できる仕事をやりつくし、
ひと段落ついた時にふと思ったのです。

次何すればいいんだろう。

あれ、したいことないな。

あれ・・・・・・・?😦

一度心に浮かんだその思考は、心の底に押し隠してもなくなることはなく
その後何度も浮かんでは消し浮かんでは消し…
心が少し疲れてきた時に、会社をすでに退職していた先輩に相談しました。

私「私このままいくと精神病む気がする」

先輩「いや中村さんは精神は病まんでしょ」

私「でもなんかつらいんだよね・・」

先輩「じゃあ、ちょっと長めのお休みもらったら?」

それだ!!💡✨😆

と思いました。
そして上司に時間を取ってもらい相談をしました。

上司は言いました。

上「精神病院行って精神病っていうことになったら休ませてあげられるよ」

私「(は?)じゃあ辞めます」

あれ、私何言ってんだろって思いましたが
同時にすごくしっくりきました。

ああ、私辞めたかったんだ・・・

当時の私にとって、会社を辞めることにあまりにも抵抗があり、
辞めるということが選択肢から外れていたため(無意識に外していたともいう)
非常に苦しくなっていたんです。

辞めたかったんだということがはっきりした時
心がとても軽くなるのを感じました。

その後会社を辞めることになるのですが
そのあたり話はまた機会があれば。

まあ、そんなこんなで今に至るのですが
その頃から自分の心地よい働き方ってなんだろうということを
よく考えるようになりました。

結果として今、私は週4でマーケティングのお仕事を、
そして残りはデザインの仕事をしています。
(パートのお話はこちらにも書いたので、お時間のある時にご覧になってくださいね)

私がパートタイマーを選んだ理由(わけ)
こんばんは! 伝える・伝わるデザイン中村です。 私は16年企業のデザイン課にて正社員として働いていました。 今はパートタ...

本に話を戻しまして。
「マルチ・ポテンシャライト」の本を読んで、私のこの働き方は正に

「スラッシュ・アプローチ」

という働き方に分類されるとありました。
(この本の中には色々な働き方が紹介されています)

スラッシュ・アプローチというのは、
「パートタイムの仕事やビジネスを掛け持ちし、
精力的にその間を飛び回る」
働き方だそうです。

まさに私のことじゃないか~!とびっくりしました。
パートの仕事をしているというと、マイナスな印象を持つ人も少なくないと思います。
それを肯定される文章がここにありました。

この道が自分にとってのベストだと思っていても
やはりどこかで不安に感じていたところに
「それでいいんだよ」と肯定してくれたこの本は
私に少しの自信と安心感をくれました。

「私はこれでいいんだ!」

と思えることって、とても大切なことですね。

自分に合ったライフスタイルを見つける、ということを
きっとこれから死ぬまで続けていくのだろうと思います。
その時その時に自分に合ったやり方で生きていく。
考え続けていく。

その中には、日本の社会での常識を
選択肢に入れないということも必要となってくると思います。

ちょっと大変だけど、とても幸せな作業です。

天職が見つからない、飽きっぽいと悩んでいる人がいたら
この「マルチ・ポテンシャライト」をオススメします。
また、著者のエミリー・ワプニックさんがこの話について
TEDでお話をしてくれているので、興味があればご覧になってくださいね。

では、また!
伝える・伝わるデザイン中村でした!