さすらい合宿レポート<その② カレンダー作成>

さてさて、今回はさすらい合宿でどのようなことをしたかについてお話しますね。

前回の投稿
さすらい合宿レポート<その① 仲間と食べ物>

合宿では、1チームで2季節分のカレンダーを作成し
コンペにて審査員がそのうちの4季節分を決定します。

↑こんな感じ。

1日目、合宿の説明を一通り聞いた後
参加者の一人が、
「そもそも本当にこの形式でカレンダーを作って、いいものができるのか?」
という議題を提示してきました。

この合宿の根幹を揺るがすなかなかの議題です。

すごいなと思ったのは、
主催者さまが、その結論を私たちに委ねていただいたことです。

最終的にはこのままで行こう!とみんなで合意したのですが
ここでみんなで話し合いができたことは、みんなの仕事に対する想いを知ることにもつながり、
とてもよい刺激になりました。

ちなみに私の考えは
「そこをデザインやライティングのチカラで
両者の落としどころをつけるのがプロなのではないか。」
という前提で
「私たちなら、それを超えた良いものができるはず」
でした。

さてさて。
1日目の交流会をそっちのけ(おい)に、ペアとなったAさんと話し合いを進め(だって徹夜したくないもの)大体の方向性を決め就寝。

1案はイラストメイン、もう1案はコピーメイン+画像で作成することにしました。

3日目は審査のみなので、2日目のみでデザインを完成させなければなりません。

運命の2日目。
相方のAさんが風邪を引きダウンするトラブルが発生!(ひー
1日目のあまりにも寒い八幡平山頂の見学が響いたようです。
お布団の中でコピーを考えることに。

私はひたすらイラストを描くという作業に追われました。

これが描けども描けども終わらない。

もういやだ~と相方のAさんに愚痴も言いつつ
半泣きで作業を進めました(ほんとにごめんよAさん・・

制作するのは2案。

1案に大きく時間をかければ
1案がおろそかになってしまう可能性を頭に入れておくべきだったと気づいたのは後のこと。

2案を並行して進めながら作る中
1案目が完了したのが夜中12時。

2時過ぎにもう一つのデザインもひと段落し、見直したときに
あ、これじゃダメだ。。。
と愕然としました。

1案目はイラストが入っていて、伝わりやすく、コピーなどいろいろ工夫もされているけれど、
問題は2案目。

悪くはない。悪くはないんです。

ただ、よくあるカレンダーとでもいえばいいでしょうか。
面白味が感じられない。

相方はもう寝ている。
そして風邪を引いてつらい彼女を
無理矢理起こしてこの話をするなんてできない・・・。

せっかくのコンペ、全力でやりたい気持ちと
現実にはもういっぱいいっぱいの状況だった私たち。

ああもう、どうしたらいいの!?

頭を抱えていた私にある人が言ってくれた言葉。

「寝た方がいいよ。今の君にできることはもうない」

あー、ほんとそうだなと思いました。

心残りはもちろんあるけれど、
今この瞬間、私がやれることは全てやった。

だから寝よう。

私はふらふらとお布団の中に滑り込み就寝したのでした。

さすらい合宿レポート<その③ 審査編>につづく。