修正指示が伝わらない!デザイナーに出す指示のポイント

言ったとおりにしかデザイナーが修正してこない!

というお悩みはよくお聞きします。

デザイナーの経験値が低い、
初めてのやり取りでコミュニケーションがまだうまくいっていない
状況だとこのようなことが起きやすいです。

デザイナー選定を誤ったかなぁ・・・と思っても、お願いしてしまったのだから
修正してもらう以外にありませんね。

指示が具体的過ぎる?

うまく相手に指示が伝わらない時
それは指示が具体的過ぎることが多いです。

指示が具体的過ぎるとどうなるか。

そのまま指示通り修正をして返してきます。

経験の少ないデザイナーは、
「言われた通りにやったのだから、これで大丈夫だろう。」という判断
コミュニケーションの取れていないデザイナーは、
「ちょっとおかしいけれど、指示だし・・・一度出してみようかな」という判断かなと思います。

 

ただ、指示した側とすればこんな感想を抱きますよね。

こういう指示をしたけれど、これじゃあおかしいってことくらいわかるだろう。
なんで自分の頭で考えないんだろう。
言ったとおりにしかできないデザイナーなのかな。
修正指示をもっとちゃんとしなければならないのか・・・。なんて面倒くさい!

ごもっともです。

でも、ここでさらに具体的な指示をしてしまうと・・・
結果、さらなる修正地獄に陥ってしまうのです。

じゃあどう指示をすればいいの??

具体的な指示がダメって、じゃあふんわり指示すればいいってこと??
という疑問はごもっともです。
ふんわりしても確かに指示は伝わらないですよね。

 

例えば「に修正してください」

という指示(赤という具体的な指示)の場合、
赤がデザインに合わなかったら再度修正指示をしなければなりません。

実はなぜ赤にしたいと思ったか、が大事になってきます。

「強調したい」のであれば、それを伝えましょう。

 

「この部分を強調したいです。例えば赤とか・・・」

という感じで伝えられたらGOOD!!です!

 

このような指示がくれば、デザイナーの思考回路が動き
「赤だとデザインにあわないので、例えばこういう処理はどうでしょうか」
という提案をしてくれると思います。

ほんとは、下記のように
「赤と指示されたということは、強調したいのかな・・・。
 今回のデザインは赤は合わないから、〇〇を提案してみよう!」
と思考が回ればいいのですが、経験の短い方などはなかなか難しいことと思います。

修正指示 → その通りに修正 → なんか変。指示 → その通りに修正 → 余計変になったかも・・・ → 以下繰り返し

特にデザインにこだわりを持っている方が陥りやすいのが、この修正指示地獄。
(こだわりがあると細かく具体的な指示になりやすいため)

修正が多いのは、依頼する方にとってもデザイナーにとってもあまりいい結果になりません。
できるならば少ない修正回数で納得いく結果になるようにしたいところですよね。

そのためには

  • なぜ修正をしてほしいのか。
  • どうなったら理想の結果を得られるのか

を重点的にデザイナーに伝えていただければと思います。

 

依頼する方も、デザイナーもWINWINのデザインライフになりますように!✨

 

ちなみに頭の固いデザイナーだと、また別の問題が起きたりします。
それはまた今度。