こんばんは!
伝わる・伝わるデザイン中村麻奈美です!
チラシの紙面がごちゃついて読みにくく感じること、ありませんか?
デザインのせいで読みにくいケースもありますが
私の経験で言えば、デザインのせいだけでないことも多いんですよ。
☆この記事は、自分でデザインをされる方(デザイナー以外)向けの記事です。
文字数が多いと読みにくい
先日、「デザインをもっとわかりやすくしたい」
とのご相談をいただきました。
A4チラシを拝見したところ、こんな感じのデザインだったんです。
文字が多い!ですね!
実はこれ、グラフィックデザインの世界ではあるあるなんです。
- あれもこれもと入れた結果、文字量が多くなってしまった・・・。
- 入っている内容はどれもこれも必要な内容なので、削ることなんてできない。
- お客様につっこまれないようにした結果注意書きだらけになった。
色んな事情で文章が多くなってしまっていると思います。
ただこの行為、実は読み手の方に負担を強いてしまっていることも少なくないんです。
文字量が多いと、読むのに時間がかかりますし、理解力も必要になります。
人は興味がさほどないものに対して手間(理解しようとする労力)をかけたがりません。
特にチラシはぱっと見で訴求内容がわかるようなものでないと
見向きもされない可能性が高いです。
せっかく作ったんだから、読んでいただきたいですよね。
今回は、どうしたら見やすいデザインになるかについてお話させていただきます。
チラシなど紙ものは、入れられる情報の量に限りがある。
チラシなど紙ものは、入れたい情報を全部入れることは難しいです。
全部入れようとするとこのようなごちゃっとデザインになってしまいます。
では、スッキリとしたデザインにするためにできることはなにか?
オススメの方法は主に4つあります。
1. 読みやすい文字の大きさにする
2. イラスト・写真、図解などを入れる
3. 文字のメリハリをつける
4. 余白を作る
詳しくは下記にて説明しますね。
1. 読みやすいフォント数を意識しよう!
当然ですが文章が長い場合文字を小さくしないと紙面に入りません。
ただ小さい文字の羅列は読みにくいです。
読みやすい文字の大きさにしましょう。
文字の大きさは8~10pt(ポイント)、
読み手の年齢が高ければ、9~11pt(ポイント)は欲しいところです。
下記は先日作成したニュースレターです。
このニュースレター(A4サイズ)を例にあげると、
下記の赤枠で囲われた文字の部分のフォントの大きさは10ポイントです。
フォントによってポイントの大きさが異なる場合があるので、ポイント数は目安です。
必ず出力して大きさを確認してください。
2. イラスト・写真、図解などを入れよう!
文字だけだと難しい印象を持たれがちですが、
イラストが入るだけで視覚的な補助となり読みやすさを感じさせてくれます。
どうしても入れたい文章があるけれど、文章の流れ的に入れるのが難しい場合や、
文章の補完としてイラストや図を入れるとわかりやすくなってGOODです!
3. メリハリをつけよう!
デザインがごちゃつく時、文字の大きさのメリハリをつけていない場合が多いです。
下記デザインをみてください。
文字量は多めですが、
最初にタイトルが、その次に各記事のサブタイトルが目立っていますね。
4. 余白でブロックを作る!
下記デザインの青くしているところが余白部分です。
余白を使ってブロックを作り、読みやすくしています。
余白が多すぎると間延びした印象になったり、
入れられる文字量が少なくなってしまったりするので
適度な余白を意識してくださいね!
いかがでしたか?
結局のところトータルバランス、匙加減が大事だったりもするので、
「上記を意識して作ってみましょう」としか言えないのですが、イメージがついたならうれしいです。
それではまた!
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